テキ屋のお兄ちゃん(俺)の話
ケツ毛を剃ったら痔になった。
どうも、山栗です。
だんだんと夏に近づき、あちこちでお祭りが開かれている。
僕はお祭り大好きです。お祭りでケバブは絶対食べます。
お祭りの食べ物は得てして高いのですが、特に牛串、オメーボリすぎじゃね?
あの串に500円は高いぜ……
俺がケチなだけか
牛串のイメージ。 ンマソ~
ガキの頃はお祭りのくじで当たったピストルで銃撃戦をよくしたものです。
昔俺の前を通った人、撃ってごめん。
でもあれすぐぶっ壊れるし1週間持った記憶が無い。
花火、いいですね~~~~~~
過去の話をすると、昔家の近くのお祭りを、何人かの女の子と一緒に先輩の家の屋上から観たという ロマンス・ブルー・スプリングな経験がありました。
その後は一回も女の子と観ていません。なんで?
本題に入ります。
今日は僕が屋台の売り子をした話をします。
当時紆余曲折あって、地域のお祭りの手伝いをすることになったんです。
そいで、着ぐるみのスーツアクターか屋台でスーパーボールを売るかの二択になって、まあスーパーボール売りとなった訳です。
その時のスタッフ待機場が着ぐるみと同じ場所だったんですけど、
そこがめちゃくちゃ生臭かった。
マジで死んだ魚の匂いがしてキツかったです。
あれ汗だったのか? 地獄みたいなワキガか?
んで、僕はスーパーボールすくいの屋台をやってたんですけど、その時使ってたポイが7号ってポイでした。
ポイにも何種類かあって、貼ってある紙の厚さで号数が決まるんです。
3号くらいからあって番号があがるとどんどん薄くなって破れやすくなるんですが、1番薄いのが7号なのです。
いたいけな幼児から金を毟るテキ屋の邪悪を垣間見ました。
なので金魚すくいをする時はポイの号数を確認しましょう。
スーパーボールすくいって言うのは子供がメインターゲットなので、当然子供が群がります。
面白いことに子供の群がり方ってのは波があって、来ない時には全然来なくて、1人が始めると急にワッッと群がるのです。
なので仕事中はめちゃくちゃ忙しい時とクソ暇な時が交互にやってくるので大変でした。
そして、子供は子供なのでズルをします。
すくったスーパーボールを入れるお椀を水につけて回収しようとしてみたり、フレームの縁といけの壁を擦り合わせてすくいあげようとしたり。
まあ注意するんですけど、子供が来ているということは親も来ている訳です。
後ろにその道の方みたいな顔をしている親御様がいらっしゃるとその子供が何をしてももうダメです。 無法です。
遊ぶ子供にも千差万別の性質があって、
例えば1回やるのに1分以上長考してめちゃくちゃ慎重にすくう子供がいたと思えば、
一発ミスると即キチゲ解放してめちゃくちゃに掻き回す子がいたり。
スーパーボールすくいは一種のゲーセンなので、そこにいる子供を見ればゲーセンにいるチンパンの思考回路がよく分かることでしょう。
もっと言えば、スーパーボールをうまくすくえなかった子供が連コすることなどもありました。
最大で5回ぐらい連コする子供がいて、1000円くらい溶かしてました。
あの子は絶対将来パチンコで破滅する。
すくいを行わずにずっとスーパーボールが流れるのを見ているだけの子供ってのも居ましたね。
あと一つ驚いたことがあって、最近の着ぐるみって喋るんですよね。
2匹ぐらいめちゃめちゃなテンションで喋ってる奴がいてビビった記憶があります。
元凶はふなっしーでしょう。
僕の屋台からは、お祭りのステージが見えたんですけど、そこに地方アイドルが来てたんですよね。
まあ、地方の祭りなので観客席は前方の方にオタクが数人いるぐらいで、
他は全部ジジババなんです。拍手とかもまばらで、
見ていて悲しいな~…なんて思ってた瞬間に脳内を閃光が駆けました。
アッ!これデレマスだ!
って。
そうなのです。
僕らの担当の最初の出発点も、売れない雑魚アイドルだったのです。
つまり彼女たちも必ず僕が見たような光景を見て来ているはずなのです。
更にそのあと、男性がそのアイドルのビラを配りに来ていて、このおっさんはアイドルマスターで言うところのプロデューサーだッ!てなりました。
地方アイドル、ローカルアイドル、地下アイドルにアイドルマスターは生きている。
そういう実感がありました。
屋台の手伝いはかなり面白かったのでまた機会があったらやってみたいですね。 次は着ぐるみのスーツアクターもしてみたい。
まあ無報酬だったのでその点は許しません。
では。